◆お墓の形と値段◆
伝統的な日本の墓石は、和型と呼ばれるもので、縦に長い石塔を中心としたものです。和型に対して、最近になって普及しているのが四角や長方形の形をした洋型という墓石です。
これは西洋で一般的な形ですが、仏教式や神道式の墓でも採用されることが増えています。
洋型の中でも自由奔放な形になっているのがデザイン墓と呼ばれるものです。
デザイン墓は、昔ながらの形式にとらわれないもので、個性的な意匠設計をするものです。音楽の仕事をしていた人の墓であれば、音符を墓石に刻印する場合があります。
故人の個性を最大限にまで活かすもので、斬新なものがほとんどです。
洋型の墓であっても、日本の墓の伝統が継承されます。
家紋を刻印するのは、和型の場合と同じです。
石材の種類は、御影石が主流です。最近は外国産の御影石が使われることが多くなりました。
石材の種類によって、墓石の価格は大きく変動します。
石の強度には関係なく、数が少なくて人気がある石材であれば高額になります。