◆宗教によるお墓の違い◆
は、どのような宗教を信仰していたかによって大きく異なるものです。仏教やキリスト教のほかにも、さまざまな宗教、宗派によって風習も異なり、墓地自体が異なるのが以前ではふつうでした。しかし近年、墓に対する意識の変化や、自分らしい最後を望む人が増加したことなどから、宗教も宗派も問わない霊園が増加し、主流となってきています。お墓参りなどで霊園に足を運んだ際にも、さまざまな形の墓石や墓碑を見ることが多いのではないでしょうか。家族で宗教が違う人もいますが、このような霊園であれば、そうであっても等しく同じところに眠ることができるため、とりわけ近年人気を集めているのです。また、同じく人気を集めているのが、アクセスの良い土地の霊園です。昔ながらの霊園は、故郷の山深くであったりしてアクセスが悪く、だんだんとお参りの足が遠のいてしまい、やがて荒れ果ててしまうこともあります。子どもや孫にこういった手間やわずらわしさを感じて欲しくない、もっと気軽にお参りしてほしいという気持ちから、近年便利でアクセスの良い土地に最後の場所を求める人が増加しているのです。自分らしく最後に安らかに眠れる場所として、このような選択もあると知っておきましょう。